Raspberry Pi のターミナルで日本語を表示させる

Raspberry Pi OS をインストールした Raspberry Pi で,デフォルトのままだとターミナル上で日本語が表示されなかったので設定した際のメモ.

Raspberry Pi のターミナルで日本語を表示させるためには,システムのロケールを日本語(UTF-8)に設定し,日本語フォントをインストールする必要がある.以下がその手順.

ロケールの設定

Raspberry Pi OS では,raspi-config ツールを使用してロケールを設定できる.

ターミナルを開き,以下のコマンドを実行.

sudo raspi-config

「Localisation Options」(ローカリゼーション設定)を選択.
「Locale」を選択し、使用したい日本語ロケール(例:ja_JP.UTF-8)を探して選択する.
デフォルトのロケールとして設定.

日本語フォントのインストール

ターミナル上で日本語を正しく表示されるには,日本語フォントが必要.以下のコマンドで日本語フォントをインストールする.

sudo apt-get install fonts-ipafont

最後にシステムの再起動

設定を有効にするために Raspberry Pi を再起動する.

sudo reboot

再起動後,ターミナルを開いて日本語が正しく表示されるか確認する.
ちなみに自分の環境では,cat コマンドで日本語表示できたものの,less コマンドで日本語が文字化けしていた.

echo $LANG
echo $LC_ALL

で,ロケールが正しく設定されているか確認すると.LC_ALL が設定されていなかったので,以下のコマンドを .bashrc に追記することで解決した.

export LC_ALL=ja_JP.UTF-8

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